世の中には2種類の父さんしかいない。
お金持ちか、貧乏か。
皆さんこんにちは。
今回は『金持ち父さん 貧乏父さん』という本を紹介します。
本書は著者のロバート・キヨサキ氏が体験したことを元に書かれている本で、具体的にどういう行動を起こすべきなのかが書かれています。
働いても働いても、何で私たちの暮らしは楽にならないのか?
何で会社のために必死に働かないといけないのか?
そんな疑問にアンサーを出してくれます!
それでは、今回もよろしくお願いします!
はじめに
『金持ち父さん 貧乏父さん』(原題: Rich Dad Poor Dad)は、ロバート・キヨサキ氏が1997年に発表したベストセラーの一冊で、お金に関する考え方を大きく変える重要なメッセージを伝えています。
本書は、著者が育った環境での二人の「父親」の対照的なアプローチを通じて、経済的成功への道筋を学ぶ構成になっています。
二人の父親とは?
著者は、自分の実父である「貧乏父さん」と、友人の父親である「金持ち父さん」から、それぞれ異なるお金の教えを受けます。
- 貧乏父さん
- 高学歴で勤勉な公務員ですが、経済的には苦労していたタイプ。
- 彼は「安定した仕事に就き、コツコツ働くことが成功の道」と信じていました。
- 貧乏父さんは、お金を稼ぐために時間を使い、蓄財や投資に関心を持たず、最終的には経済的に苦しい生活を送りました。
- 金持ち父さん
- 高学歴ではありませんでしたが、ビジネスや投資に精通し、自らの知恵で経済的成功を収めた人物。
- 彼は「お金に働かせる」方法を学び、リスクを恐れずに投資やビジネスに挑戦することの重要性を教えました。
金持ち父さんの教え:お金の流れを理解する
本書では、金持ち父さんから学んだ「お金に関する4つの基本的な教え」が強調されています。
1. 資産と負債の違いを理解する
多くの人が「資産」と「負債」の違いを誤解しています。
著者は、資産を「お金を生み出すもの」、負債を「お金を消費するもの」と定義し、資産に投資することが重要だと教えます。
たとえば、住宅ローンで購入した家は一見資産のように見えますが、支払いが続く限り負債であるという視点を示します。
2. お金に働かせる
働いてお金を稼ぐだけでなく、資産を通じてお金を生み出す方法を学ぶことが重要です。
投資、不動産、株式、ビジネスを通じて、持っているお金を「働かせて」、収入を増やすことが成功への道とされています。
3. ファイナンシャル・リテラシーを身につける
学校ではお金についてほとんど教えられていませんが、経済的な成功には、会計や投資、法律、税金に関する知識が不可欠です。
著者は、自分で学び続けることの大切さを強調しています。
4. リスクを取ることを恐れない
安定した仕事に依存するのではなく、リスクを管理しながら積極的に挑戦することが、経済的自由への第一歩です。
金持ち父さんは、リスクを避けるのではなく、リスクを取って成長することを推奨しています。
貧乏父さんの考え方とその影響
一方、貧乏父さんは「リスクを避ける」「安定した仕事に就く」「節約が最善策」という考えを持ち続けていました。
彼は、毎月の給料で生活を賄うことが最も重要であり、それ以上の収入源や投資については考えませんでした。
この結果、彼は経済的な成功を収めることができませんでした。
まとめ:新しいお金の考え方を身につけよう
- 資産と負債の違いを知る。
- 資産「お金を生み出すもの」
- 負債は「お金を消費するもの」
- お金に働かせる。
- 投資・不動産・株式・自分のビジネスを持ち、稼いだお金に働いてもらいましょう。
- 著書は本書で、お金のことを「自分の従業員」と呼んでいます。
- いつまでも学び続ける。
- 会計・投資・法律・税金、知らないことは調べて学び続ける姿勢を身につけることこそ、金持ちへの地道な努力です。
- リスクを取ることを恐れない。
- 安定した会社の仕事だけに満足せず、自分のビジネスを手に入れる為、挑戦しましょう!
- それこそが経済的自由の第一歩です!
以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。
さようなら~