2024.09.01

『堅実に』お金を増やす方法を徹底解説！

イオリ

皆さん、こんにちは。
突然ですが皆さんは、お金の増やし方についてご存知でしょうか？
『貯金すれば増えるよ！』『節約すれば増えるよ！』と、教えてくれる方もいるかと思います。

今回お伝えするのは、『時間を味方につけて、お金に働いてもらい、堅実にお金を増やす方法』です！
『将来の老後資金に不安のある方』『お金を増やしたい方』のお悩みを3つのステップで解決致します！

どうぞ、最後までおつきあいください。

～今回参考にさせていただいた本はこちらになります～

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はじめに
ステップ1：5W1Hを使って、お金について客観的に見てみよう！
ステップ2：時間を味方につけて、複利効果を最大に活かそう！
ステップ3：インデックファンドをドルコスト平均法で購入しよう！
まとめ

はじめに

まず初めに、今回お伝えするのは『堅実に』お金を増やす方法です。
- 残念ですが、今すぐお金が欲しい方、必要な方には向いた方法ではありません。
結論から言うと、お金に働いてもらう方法は『投資』です。
『投資』と聞くと、『投資はギャンブルで減るかもしれない！』や『投資は危険だからやってはいけない！』と感じる人もいるでしょう。
たしかに、『投資に絶対は無い』です。
元本（投資に使っているお金）が減る可能性もあります。
ですが、タイトルにもあるように今回は『堅実に』増やしていく方法を解説していきます。

ステップ1：5W1Hを使って、お金について客観的に見てみよう！

ビジネスフレームワークの1つである『5W1H』を使って、自分の考えを客観的に見ることが、最初のステップになります。
- 『5W1H』とは、『いつ』『どこで』『だれが』『なにを』『どのように』『なぜ』の6つの英語の頭文字をまとめたもので、人に何かを伝えたい時にとても役に立ちます。

Why（なぜ）
- 最初に、『なぜ』お金を増やしたいと思ったか、考えてみてください。
- 「欲しいものを好きなだけ買いたいから！」「仕事しないで楽して生きていきたいから」など、お金を増やしたいと思う動機は人それぞれです。
When（いつ）
- そして、それを『いつ』までに実現したいのか、『堅実に』お金持ちになるには、時間を味方につける必要があります。
- 5〜10年よりも、15〜20年先の長いスパンを見据えた投資になります。
Who（だれが）
- 誰が必要なお金なのか考えます。
- 子供や孫に向けた資産としてお金を増やす場合、味方となる時間は自分の時間だけでなく、子孫の時間も含まれます。
Where（どこで）How（どのように）
- 資産運用として投資を行う際は、『証券口座』が必要になります。
  - 証券口座を開設する際は、管理が楽なネット証券をお勧め致します。
  - 楽天証券とSBI証券の2つがお勧めの証券会社です。
  - 見やすく分かりやすいので、私は楽天証券を使っています。
  - どの証券会社を使うかは、個人のライフスタイルにより変わってきます。手数料やポイント付与、クレジットカードの有無など。
What（なにを）
- 最後に何に投資するかですが、幅広く分散投資している『インデックスファンド』がオススメです。
  - 『インデックスファンド』とは、特定の指数と同じ値動きを目指す運用方式のことで、たとえば日本国内の全ての株価の平均という指数があり、それと同じ値動きをする商品が『インデックスファンド』になります。
- 投資の世界にはこんな格言があります。
  - 『卵は一つのカゴに盛るな』
  - 個別株や一つの業界に集中した投資をすると、下落した時のリスクが高まります。

投資におけるリスクをなるべく少なくし、『堅実に』お金を増やす為にも、インデックスファンドへの投資を心掛けましょう。
補足
- 投資を行う時は、『必ず』余剰資金で行いましょう。
- 生活費を切り詰めたり、借金をして手に入れたお金で投資をやるのは『絶対にNG』です。
- 余剰資金についてですが、まずは生活防衛資金を貯めることが最優先です。
- 貯め方については、『新卒手取り20万円で100万円貯金する道のりを徹底解説！』という記事にて詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。

ステップ2：時間を味方につけて、複利効果を最大に活かそう！

投資を成功させるために必要なもの、それは『時間』です。
- なるべく早く始めて、時間を味方につけましょう。

ここで大切なのは、複利効果を最大に活かすことです。
- 複利効果とは、投資で得た利子を再投資することで、利子にさらに利子が付くことを言います。
  - 利子に利子が付かず、元の金額にだけ利子が付くことを単利と言います。
- たとえば、100万円を投資して年利5%の場合　※年利とは、年間に付く利子のことです。
  - 1年目：100万円×5%＝5万円　計105万円
  - 2年目：105万円×5%＝5.25万円　計110.25万円
  - 10年目：162.2354万円
  - 20年目：264.2570万円
  - 30年目：430.4144万円
- 利子に利子がつく複利効果のおかげで、30年目には430万円に到達しました。
- 単利の場合、5%×30年＝150%なので100万円投資した場合は250万円になります。
- 複利と単利を比べると、複利430万円-単利250万円＝差額180万円なので、同じ期間投資した場合、複利の方がお金が増えているのが一目瞭然です。

ステップ3：インデックファンドをドルコスト平均法で購入しよう！

最後は『なにを』『いつ、どのように』買うかについてです。
インデックスファンドを買うと言っても、どれを買えば良いか分からないと思います。
- 投資に絶対はありませんが、個人的にオススメなのは次の２つです。
  - eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)　通称：オルカン
    アメリカと日本など、全世界の先進国と新興国の平均指数に連動するインデックスファンドです。
  - eMAXIS Slim米国株式(Ｓ＆Ｐ５００)　通称：S&P500
    アメリカの上位500社の平均指数に連動するインデックスファンドです。
    - 世界が更に発展するよう働き続ける限り、株価は右肩上がりになります。『オルカン』は世界の発展成長に投資しているインデックスファンドだと言えます。
    - 世界経済の中心がアメリカであれば、株価は右肩上がりになります。アップルやAmazon、Microsoftなど世界規模で展開している商品やサービスはアメリカで開発されています。『S&P500』に投資することは、アップルやAmazonに投資することになるとも言えます。

次にいつ買うかですが、これは早ければ早い方が良いです。
- 「株価が下がってから買った方が良いんじゃ…」「買った次の日に暴落したらどうしよう…」と、不安になる方もいると思いますが、これは『ドルコスト平均法』という購入方法で、一括購入と比べてリスクを下げることができます。
  - ドルコスト平均法とは
    毎月同じ日に同じ金額でインデックスファンドを買うことを言います。
    たとえば、毎月10日に1万円分インデックスファンドを購入していった場合、価格が高い時も低い時も購入することになるので、購入金額が平均になります。
    購入金額が一定なので、価格が高いときは少なく買い、価格が安いときは多く買えるようにもなっています。
  - 相場を見て安い時に買うのは、プロでも難しいことです。『堅実に』お金を増やすには、地味ですが淡々と積み立てることが大切です。

まとめ

『堅実に』お金を増やす方法は『投資』である。
- お金を増やすには15〜20年のスパンで考える。今すぐにお金を増やすことは難しい。
行動する前に、まずは目標設定をすることから始める。
- 目標を決めることで、15〜20年間ブレることなく投資を続けられるようになる。
- 購入するならインデックスファンド、特に『オルカン』か『S&P500』がオススメです。
時間を味方につけて、複利効果を発揮させる。
- 始めるなら早ければ早い方が、複利効果の恩恵をより受けることができる。
- 相場はプロでも読むのが難しい、ドルコスト平均法で購入することで、高値掴みのリスクを抑える。