皆さんこんにちは!
今回は勉強中の『SDGs』について、まとめながら解説していきたいと思います。
職場や取引先の方が胸元にバッジを付けていたり、出席した会議で議題に上がったりと、様々なところで『SDGs』という言葉を聞いたことがあると思います。
私も言葉は知っているのですが、中身について詳しく知らなかったので、これを機に勉強しながら分かったことを皆さんに共有できればと思い、当記事を作成しました!
今回の記事を読んでいただければ、SDGsについて理解を深め、ビジネスで活かせる選択肢が増えると思います!
SDGsを既に知っている方は復習として、知らない方には一緒に勉強できればと考えています。
それでは、よろしくお願いします!
はじめに
- 「今年度は我が社もSDGsに沿った営業を行なっていきます!」朝礼時に社長からそう言われたら、皆さんはどう思いますか。
- 「(SDGsってなんだろう?)」
- 「(SDGsか…なんか意識高く感じるなぁ)」
- 「(導入するのはいいけど、SDGsのどれを実施するんだ?)」
- 感じ方は人それぞれですが、そもそもSDGsとは何か?
- 「聞いたことあるけど、それって自分に関係あるの?」と考える方もいると思います。
- SDGsは『地球に住む全ての人が対象』で、『誰でも簡単に参加できる取り組み』です。
- 仕事に活かすことができるものもありますので、記事を読んでいただき興味があれば、実践していただけると幸いです!
1.SDGsの概要
- まずは『SDGs』の概要についてです。
- SDGsとは、国連加盟国が2030年までに達成を目指す『持続可能な開発目標』です。
- 持続可能な開発目標とは現代だけでなく、未来でも使う事ができるもののことを指します。
- たとえば、エネルギー問題についてですが、電気が行き届いていない国があれば、原子力発電所をたくさんつくれば電気不足は解決できますが、10年後100百年後にも持続的に原子力発電所が使えるかと聞かれると、現代で一気に資源を使ってしまうのでおそらく難しいでしょう。
- 【補足】国連加盟国:国際連合加盟国の略称で、2024年2月時点での加盟国は193か国、アメリカ・中国・ロシア・日本などが加盟しています。
- SDGsには『17の目標』ならびに、それに連なる『169のターゲット』があります。
- 今回は4つを抜きだして紹介します。
- 1.貧困をなくそう:あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる。
- 3.すべての人に健康と福祉を:あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
- 6.安全な水とトイレを世界中に:すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
- 16.平和と公正をすべての人に:持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
- 目標の達成には国連加盟国が一致団結する必要があります。
- 17の目標の1つでもある『16.平和と公正をすべての人に』は、国連加盟国が一致団結した時に達成できるとも言えますね。
2.なんでSDGsに取り組むの?
- 結論から言うと、これ以上負荷が掛かると未来の世界では、地球で生活する事が困難になる事が予想されるからです。
- 特にリスクが高いと言われているのが『生物種の絶滅の速度』と『空気中の窒素の割合増加』です。
- このままでは人間以外の生物が絶滅し、空気の窒素割合が増え、未来では地球で生活できなくなると言われています。
- また、より良いものを作る為、経済競争が行われていますが、その過程で発生する公害もSDGsで取り組むべき目標に含まれています。
- 【補足】日本の公害:水俣病(みなまたびょう)・・・熊本県水俣市に1953年~1960年にかけて発生した公害で、工場の廃液を川に流していたことが原因だった。
- 【補足】日本の公害:四日市ぜんそく・・・三重県四日市市を中心とした地域(ちいき)で1960年頃から発生した公害で、工場から排出される煙が原因だった。
- 特にこれから発展する国は、環境問題は二の次になる可能性が多く、予め予防しようとすると、その国自体の成長を妨げてしまうこともある為、一概には言えない存在となっています。
- だからこそ、一国家ではなく国連加盟国全員で目標に取り組んでいるのが現状です。
- 目標の一つに、『17.パートナーシップで目標を達成しよう:持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化するというものがあります。
- もし世界が真の意味で平和になれば、『16.平和と公正をすべての人に』を達成し、先進国が途上国に今よりも支援する『17.パートナーシップで目標を達成しよう』というかたちで、SDGsを達成できる理想形が見えてきますね。
- 【補足】SDGsの17の目標は相互に作用している:上に書いたように1つの目標を達成すると、別の目標にもプラスに作用するようになっているのが、SDGsがよく考えられているところでもあります。
3.これからのSDGsはどうなるの?
- SDGgが達成されない状態が続くと、地球の環境は悪化する事が予測されています。
- 個人で環境問題にいきなり取り組むのは難しいことですが、私たちにもできることがあります。
- たとえば、職場で会議がある場合、次のやり方で取り組む事ができれば、省エネという面でSDGsに取り組むことができます。
- 会議はzoomなどのアプリを活用し、リモート会議で行う、会議資料はあらかじめメールで送り印刷はしない。
- 会議室へ人が集まる労力の削減と資料を印刷しないので、会議後に要らなくなり捨てられる資料(ゴミ)の削減に繋がります。
- もっと身近なところでも、たとえば家でごろごろしている時でもできることがあります。
- エアコンの設定温度を夏は高め26~28℃、冬は低め20~22℃に設定する。
- 見ていないテレビは消す、冷蔵庫は開けっ放しにしない。
- などなど、日常的にやっている事かもしれませんが、省エネという面で確実にSDGsに貢献できていると言えます!
まとめ
- SDGsとは国連加盟国が未来の地球のことを考えてつくった『持続可能な開発目標』である。
- 17の目標と169のターゲットがあり、2030年までを期間として動いている。
- 『地球に住む全ての人が対象』で、『誰でも簡単に参加できる取り組み』です。
- 国連加盟国並びに全ての人が一致団結して、取り組む目標でもある。
- 特に国同士の協力が無ければ達成は極めて難しいとされている。
- これから先、SDGgが達成されない状態が続くと、地球の環境は更に悪化する事が予測されている。
- 私たちにも、身近なことでできることはある。
- エアコンの設定温度を夏は高め26~28℃、冬は低め20~22℃に設定する。
- 見ていないテレビは消す、冷蔵庫は開けっ放しにしない。
以上です。
私は地球環境と言われると、規模が大きくピンと来ないと思っていましたが、勉強していくうちに職場でも簡単に取り組める事があったので、明日から早速やってみようと考えています!
今回はSDGsの大枠についてまとめましたが、さらに勉強し、もっとビジネスに関わる部分についても発信できればと思います!
ここまで読んでいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
さようなら〜
〜今回参考にさせていただいた本はこちらになります。タイトルにもあるように、60分で読める内容で、イラストも多く分かりやすいので、学んだことを今回の記事へアウトプットすることが簡単でした。また、SDGsをビジネスとして捉えるという別側面のお話も載っていますので、興味があれば読んでいただけると幸いです!~
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34歳会社員ブロガーです。
これまで学んできたことを発信して、それが人の助け、人生が豊かになればと思い、ブログを始めました。
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