あなたの人生が今よりも豊かになる究極のルールを徹底解説! Part.1/3
皆さんこんにちは。
今回はアメリカでコンサルティング会社のCEOを務めているビル・パーキンスさんが書かれた『DIE WITH ZERO』について解説したいと思います。※読み方はダイ ウィズ ゼロです。
この本は『人生が豊かになりすぎる究極のルール』について書かれています。
「人生が豊かになる?」「究極のルール?」「なんか胡散臭いなぁ…」そう思った方も少なくないと思います。
タイトルの『DIE WITH ZERO』とは直訳すると『ゼロで死ぬ』という意味になります。
これを聞いて更に怪しまれる方もいるかと思いますが、安心していただいて大丈夫です。
この本のテーマはタイトルでもお伝えしたように、『人生を今よりも豊かにすること』です。
何もスピリチュアルなことや、精神論的なことを伝えたいわけではないということだけ、覚えておいてくだされば何よりです。
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はじめに
皆さんはアリとキリギリスという物語をご存じでしょうか。
夏の間、アリはせっせと食べ物を蓄えている横で、キリギリスは自由に遊んで過ごしていました。
冬になると、アリは蓄えていた食べ物で生きることができますが、キリギリスは蓄えが無かったので死んでしまった。
そんな寓話です。この寓話の教訓は怠けずせっせと働くことだと自分は思っていました。
ですが、『DIE WITH ZERO』にはこう書かれていました。
誰もが生きるために働かないといけないのは分かっている。
だが、本当の人生とは…本当にやりたいことはいつやれるのだろうか…。
ただ生きるだけではなく、十分に生きる。
経済的に豊かになるだけではなく、人生を豊かにする方法を考える。
その為の究極のルールをこれから解説していこうと思います。
- ルール1:今しかできないことに投資する
- ルール2:一刻も早く経験にお金を使う
- ルール3:ゼロで死ぬ
- ルール4:人生最後の日を意識する
- ルール5:子供には死ぬ「前」に与える
- ルール6:年齢にあわせて「金、健康、時間」を最適化する
- ルール7:やりたいことの「賞味期限」を意識する
- ルール8:45~60歳に資産を取り崩し始める
- ルール9:大胆にリスクを取る
ルール1:今しかできないことに投資する
私たちは喜びを先送りしすぎている
- 目の前の仕事をひたすらこなし、生きる為、家族の為に働き続け、気づけば定年退職を迎え、やりたいことをやろうにも体力が無くて諦めてしまう。
- だからこそ、今しかできないことに惜しみなくお金を使うことを意識しなければならない。
- 寿命という限られた時間の中で最大限に命を燃やす方法、お金を無駄にすることを恐れて機会を逃してしまっては意味が無い。
- なぜここまで、お金を使うことを推奨するのかと言うと、『人生で一番大切なことは思い出をつくること』だからです。
- こう書くと人によっては「よーしそれなら、明日から毎日スタバでコーヒー買ってから出勤するぞー!」と感じる人もいるかもしれません。
- 果たして、スタバのコーヒーを毎日買うことは思い出になるでしょうか。いい気分になるかもしれませんが、おそらく思い出にはならないでしょう。
- さらに言えば、毎日400円払ってコーヒーを買うより、毎日400円ずつ貯金すれば月に12,000円は貯まると思います。これを自分へのご褒美として旅行費用として使えば、思い出づくりに一役買ってくれると思います。
- お金を使うことをここまで推しているのは、ひたすら貯めるでも、無駄づかいするでもなく、本当にやりたいことの為にお金を使いましょうという意味です。
- そして、天寿を全うするときに所持金0を目指す、それが『DIE WITH ZERO(ゼロで死ぬ)』ということです。
ルール2:一刻も早く経験にお金を使う
人は誰でも思い出を通して
人生の出来事を再体験をできる
- 子供の頃に友達と遊んだ思い出、高校生の時に部活に全力を出した思い出、社会に出て初めて貰ったお給料で買ったものの思い出、今書きだしたことを頭の中で思い出すたびに、その時の出来事を再体験できると言っても過言ではありません。
- たとえば、学生時代の友達と集まって飲み会をすると、必ずと言っていいほど学生時代の話に花が咲く。「うんうん、そういうこともあったね!」「あの時は大変だったね!」いろいろな話が出てくると思いますが、なぜか毎回出てくる話題というものがあります。
- 毎回出てくるぐらいに強烈な出来事で、思い出に残っているからです。そしてそれを話すたびに私たちはその出来事をまるでその場にいるかのように再体験しています。
- もし、この素敵な思い出がたくさんあったら、思い出すたびに幸せな気持ちに浸れるので、それだけで人生が豊かになると思いませんでしょうか。
- 本書ではこれを『思い出の配当』と呼んでいます。投資をしたことがある人はピンと来たかもしれません。
- 思い出の配当は積み上げれば積み上げるほど、雪だるま式に幸せになることができます。
- たとえば、素敵な旅行の思い出があれば、それを友人に話して面白かったことを共有することもできますし、友人が旅行に出かけたいと言った時にアドバイスをすることもできます。元の経験から副次的に生まれる経験は、まさに記憶の配当だと言えます。
- 老後の備えはもちろん必要ですが、何よりも価値が高まるのは思い出であることを覚えておいてください。
ルール3:ゼロで死ぬ
人生を自動運転モードにしてはいけない
- 私たちは無意識のうちに、人生を自動運転モードで過ごしています。朝起きて顔を洗って歯を磨くだけでなく、いつも通りの時間にいつもの電車に乗って通勤し、いつものオフィスでいつも通り働く。
- 気づけば一瞬で時間が過ぎている、気づけば数年が過ぎている、気づけば定年退職だ。最近時間の流れが早く感じるという方は、もしかしたら人生を自動運転モードで過ごしているのかもしれない。
- そして、働いて稼いだお金を使うこともなく天寿を全うするときがくる。稼いだお金を使えず死んでしまえば、それはタダ働きをして貴重な時間をただ無駄に過ごしてしまったことになる。その時間を取り戻す術は無い。
- これらを踏まえると、『ゼロで死ぬことは効率の極み』である。
- 「でも仕事が好きだから」という方もいると思います。仕事が好きなことを決して否定はしません。ですが、仕事に情熱を捧げる方も「ゼロで死ぬ」を目指すことに変わりはありません。
- お金の為に働いている訳ではなくても、お金は入ってきますので活きた使い方をするべきだからです。
まとめ
- ルール1:今しかできないことに投資する
- ⇒人生で一番大切なことは思い出をつくること
- ルール2:一刻も早く経験にお金を使う
- ⇒人は誰でも思い出を通して人生の出来事を再体験をできる
- ルール3:ゼロで死ぬ
- ⇒人生を自動運転モードにしてはいけない
- ⇒ゼロで死ぬことは効率の極み
以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次回はルール4~6を解説していきたいと思います。
次回もぜひよろしくお願い致します!
さようなら~
次回:【書評】あなたの人生が今よりも豊かになる究極のルールを徹底解説! Part.2/3
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