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書評

【書評】フラワーズ・フォー・アルジャーノン

イオリ

皆さんこんにちは。

今回は『アルジャーノンに花束を』というSF小説を物語の結末に関するネタバレ無しで紹介します。

この本はこんな方にオススメです!

  • SF小説が好きな方
  • 現実でもありそうな展開にドキドキしたい方
  • 今すぐ賢くなりたいと考えている方

それでは、よろしくお願いします。

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あらすじ

パン屋で働く知的障碍の青年チャーリィ・ゴードン(32歳)には夢があった。

それは、賢くなって周りのみんなと同じになりたいというささやかなもの。

人を疑うことを知らず、周りを笑顔にする優しい性格の好青年チャーリィ。

パン屋で働くかたわらに通っていた知的障碍者専門のスクールで、担任のアリス先生から開発されたばかりの脳手術を受けるよう勧められたところから、物語は動き出します。

実験対象として先に手術を受けていたハツカネズミの『アルジャーノン』と知能対決をすることになるチャーリィ。

知能対決でアルジャーノンに負けたチャーリィは、脳手術を受けることを決意します。

果たして、手術は上手くいくのでしょうか?

6歳児並みの知能であるチャーリィは、賢くなって周りのみんなと同じようになれるのでしょうか?

続きはぜひ、本書を読んでみてください。

登場人物紹介

  • チャーリィ・ゴードン
    • 32歳男性、物語の主人公です。
    • 周りを笑顔にしてくれる優しい性格の好青年。
    • 知的障碍者で、パン屋で働くかたわらに専門学校に通っています。
  • アルジャーノン
    • 脳手術手で天才的な知能を得たハツカネズミ。
    • 本のタイトルは彼のことを指しています。
  • アリス・キニアン
    • チャーリィが通う専門学校に勤めている、学習クラスの女性教師です。
    • チャーリィの学習意欲を見込んで、善意から彼に新開発された脳手術を勧めてくれます。
  • ジェイ・ストラウス博士
    • 精神科医にして、脳神経外科医でもありチャーリィの手術を執刀する先生です。
    • チャーリィには常にフランクに接してくれます。

Z世代を中心にブーム再燃・日本でヒットを繰り返す理由とは?

2023年の話になりますが、TikTokで小説を紹介していたけんごさん、音楽家のヨルシカさんが出した楽曲『アルジャーノン』が火付け役となり、Z世代を中心にブームが再燃していました!

また、1988年に音楽家の氷室京介さんが出したアルバム『FLOWERS for ALGERNON』や、2002年と2015年にはドラマ化するなど。

日本ではヒットを繰り返している作品でもあります。

その理由は、『心に直接訴えかけてくるお話』だからだと思います。

周囲の人を笑顔にしたい、という感情が理解できるからこそ、その後の展開が私たちの心に訴えかけてくるのです。

まとめ

  • SF小説が好きな人にオススメ
    • 現実にもありそうなIQを高める脳手術が、作品をよりリアルなものに近づけています!
  • 現実でもありそうな展開にドキドキしたい人にオススメ
    • 脳手術を受けるまで、受けた後、そして結末まで、予想できそうでできない展開があるので、ドキドキしたい方には特にオススメです。
  • 今すぐ賢くなりたいと考えている方
    • 読み終えた後に、自分はどうなりたいのか?是非考えてみてください♪

ここまで読んでいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう。

さようなら~

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イオリ
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サラリーマン / 読書家
34歳会社員ブロガーです。 これまで学んできたことを発信して、それが人の助け、人生が豊かになればと思い、ブログを始めました。 ブログの種類は『雑記』で、主に身の周りで使って便利なもの、読んでみて良かった本を紹介しています♪
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